もくじ
リベルサスについて
リベルサスは、国内では2型糖尿病治療薬として承認されている経口GLP-1受容体作動薬です。
当院では、肥満治療を目的として適応外使用で処方しています。。
リベルサスは経口薬ですが、効果を得るためには服用方法に特有の注意が必要です。
服用時の注意点
- 1日の最初の食事または飲水の前に、空腹の状態で服用してください
- 約120mL以下の水で服用してください
- 湿気と光の影響を受けやすいため、服用直前に PTPシートから取り出すようにしてください
- 錠剤はそのままの状態で服用してください(分割・粉砕及びかみ砕いて服用しないでください)
- 多量の水、コーヒー、お茶、服薬ゼリーなどでの服用はできません
- 服用時および服用後少なくとも30分間は、飲食や他の内服薬の服用を避けてください
副作用について
リベルサスの副作用の中で比較的よくみられる副作用として、悪心、下痢、便秘、嘔吐、腹部不快感などの胃腸症状があります。ただ、胃腸障害はリベルサス本来の胃内容排出を遅らせる作用が強く現れた結果とも考えられます。治療開始後数週間で、徐々に解消されることが多いです。
その他、リベルサスには低血糖や急性膵炎などの重大な副作用が生じる危険性もあります。リベルサスは、基本的には数ある糖尿病治療薬の中では低血糖が起こりにくいとされていますが、過度なダイエットで極端な食事制限をしてしまうと、脱力感、倦怠感、集中力の低下、動悸、ふるえ、めまい、意識消失などの低血糖症状が出る恐れもあります。その場合は、直ぐに糖分を摂取して、早めに医療機関を受診して適切な処置を受けましょう。
また、国内においては肥満症に対しては適応症として認可されておらず、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
費用
リベルサス7mgを6か月間内服した場合の標準的な治療費は、初診時診察料(採血込み)を含め143,500円(税込)程度です。
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 初診時診察(採血込み) | 5,500円(税込) |
| リベルサス3mg | 10日分:3,000円(税込)※初回のみ 30日分:16,000円(税込) |
| リベルサス7mg | 30日分:23,000円(税込) |
| リベルサス14mg | 30日分:38,000円(税込) |
安全性について
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
リベルサス錠は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無
国内には、同じ有効成分セマグルチドを含有し、一定の条件を満たす肥満症に対して承認されているウゴービがあります。ただし、リベルサスとは剤形・用法・用量および承認された効能・効果が異なります。
諸外国における安全性等に係る情報
リベルサスは、日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、肥満症治療を目的とした使用は承認されていません。当院で肥満治療を目的として使用する場合は適応外使用となります。
医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
よくあるご質問
まず血液検査をさせていただき、投与のご相談をさせていただきます。また、国内においては肥満症に対しては適応症として認可されておらず、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
起床時間が不規則な場合でも、1日の最初の食事や飲水の前に、空腹の状態で服用してください。
内服しても効果が望めませんので、その日はスキップしてください。