睡眠障害のひとつです
「睡眠障害」は睡眠に関係して何らかの異常があるものを総称していいます。その中で、睡眠中の呼吸に障害があるものを「睡眠呼吸障害」といい、睡眠時無呼吸症候群はこの睡眠呼吸障害に分類されています。
成人男性では3~7%でみられ中年以降に増えます。女性では2~5%にみられ閉経後に増えます。
睡眠時無呼吸症候群と診断されたら、何らかの治療が必要となります。
睡眠時無呼吸症候群で、低酸素、高二酸化炭素ガス血症となることにより、高血圧、糖尿病、脳血管障害、狭心症、日中の眠気、起床時の頭痛、夜間の頻尿、肥満、インポテンツ(ED)を引き起こしてくることがあります。
高血圧は健常者の2倍、狭心症などの虚血性心疾患は4倍、糖尿病は1.5倍の発症の危険性が高まると報告されています。
検査機器により、睡眠中の無呼吸(10秒以上の気流の停止)や低呼吸を拾い上げ、睡眠1時間あたりの無呼吸低呼吸指数をAHI(Apnea-Hypopnea Index)といい、AHIが5以上で睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
AHI | 5-15 | 軽症 |
AHI | 15-30 | 中等症 |
AHI | 30以上 | 重症 |
睡眠時無呼吸症候群と診断されたら、何らかの治療が必要となります。
睡眠時無呼吸症候群で、低酸素、高二酸化炭素ガス血症となることにより、高血圧、糖尿病、脳血管障害、狭心症、日中の眠気、インポテンツ(ED)を引き起こしてくることがあります。
高血圧は健常者の2倍、狭心症などの虚血性心疾患は4倍、糖尿病は1.5倍の発症の危険性が高まると報告されています。